ミニセミナー・基礎講座

Q&A(よくいただくご質問)

評価・分析・解析
原子間力顕微鏡(AFM)を用いたインデント試験は、通常のAFMで実施可能か?それとも特別なオプションが必要か?

通常のAFMで可能です。実際のカンチレバーのシグナルを出力として計算に用いますが、通常のAFMであれば、それも可能です。得られたデータの解釈に対し、熟練したノウハウを適用する必要があります。ご希望があれば、技術サポートおよびコンサルティングを行いますので、お問い合わせください。

信頼性評価
活性化エネルギーとは、どのような物理量なのか?

化学反応や現象の起こり易さをエネルギー次元で表した物理量です。よって、活性化エネルギーが低いと反応や現象が生じやすく、高いと起こりにくいと判断できます。活性化エネルギーは実験的に求めることができます。

バスタブ曲線において、撲滅すべき不良はどれか?

初期不良は製造者側の責任として、限りなくゼロに近づけるべき不良です。製品化前に可能な限り試行錯誤を繰り返して、潜在的な不良トラブルを撲滅していきます。

実際の加速試験では、どのような環境で行うのか?

製品に依存しますが、90℃、85%や120℃、1.5気圧などの加速条件で連続動作試験を行います。これにより、将来の不良発生時期を正確に求めます。