高校生講座
毎年、高校1,2年生を対象として、本学の研究室における体験学習を通じ、大学の教育研究活動についての情報を積極的に提供することで、科学技術に対する興味や関心を高めるとともに、TAとして参加する大学院生の指導力・コミュニケーション能力向上をねらいとして「高校生講座」が開催されています。
河合研究室では、「オリジナル太陽電池を作ろう!」をテーマにして、高校生たちに、 実際にクリーンルーム内で太陽電池デバイスの作製を経験していただきました。
受講生の感想:新潟高校SSH
【A君 】
- 基板にリソグラフィーによって投射した複雑な模様には、発電の効率を上げる工夫があることがわかった。
- 太陽電池の青い色も、光の反射を抑える工夫だった。
- 太陽電池の発電効率をもっと上げる研究に注目していきたい。
【B君】
- 学校では勉強したことのないことばかりで、難しかった。でも実際に作業をたくさんすることができたので、理解がしやすかった。
- いろいろな機械を使うことができた。
- 細かい作業が大変だった。
【C君】
- 途中でシリコンをひっくり返してしまい、表面がとても汚れてしまった。反省。もっと丁寧に扱うべきだった。
- クリーンルームに入ったのも初めてで、とても興味深い装置ばかりだった。
- 将来は理科学者になりたいのだが、工学分野ももっと知っておこうと思った。
【D君】
- 最初は難しい作業ばっかりだと思っていたが、わかりやすい説明のもと順調に作業をすすめることができた。
- 普段接することのない、とても小さな世界を実際に目で見て、作業するなどして体感することができてよかった。
- あまり知らなかった工学系の分野についてもこれからいろいろと調べていきたいと思う。
【E君】
- 今回の講座は初めてのことばかりだった。クリーンルームでの作業はだんだん暑くなってきて思ったよりもつらかった。1番楽しかったのはワイヤボンディングだった。
- 練習のときはうまくいかなかったが本番はわりとうまくいった。
- 今回は学校では触れることのできないような機械をたくさん使っての作業だったので不安もあったが、わかりやすく指導してもらいながらだったのでとても助かった。
- 作業の中で自分の中で新発見もあったので有意義だった。
クリーンルーム内実習
作製した太陽電池デバイス
ワイヤーボンディング